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2016年 12月17日 新規出品分!

2016年 12月17日 新規出品分!
[ヤフオクにて販売中♪ タイトルクリックで個別販売ページへリンクします♪]

OldEternaFurtwänglar_Bayroyth_Beethoven_No.9
 独エレクトローラ
フルトヴェングラー
バイロイトの第9 ’51年
11,800 円


OldEternaFurtwänglar/Fischer_Beethoven_Violin Concert
エテルナ/フラット盤/VG
フィッシャー&フルトヴェングラー
ベートーヴェン/Pn協 皇帝
Danke Sehr!
SOLD OUT!
OldEternaKarajan/VPO_Beethoven_Sym7
エテルナ/VG+
カラヤン/ザ・フィル
ベートーヴェン/交響曲 第7番
3,180 円
OldEternaGrumiaux/Beinum/ACO_Beethoven_ViolinConcerto
エテルナ/EX
グリュミオー/ベイヌム/ACO
ベートーヴェン/V協奏曲
3,780 円

OldEternaSanderling/SKD_Haydon_Sym45/104
エテルナ/EX
ザンデルリンク/SKD
ハイドン/交響曲 告別/ロンドン
3,780 円




OldestEternaWhiteLabel_Gramin_bach_JohannesPassion
白ラベル_エテルナ/3LP
G・ラミン&ヘフリガー他
バッハ/ヨハネ受難曲
14,800 円

OldEternaG_Ramin_BachKantata_Folge2
エテルナ/EX
フラット盤
G・ラミン
バッハ/カンタータ集
第2集 144/92番
3,980 円

OldEternaG_Ramin_BachKantata_Folge6
エテルナ/EXフラット盤
G・ラミン
バッハ/カンタータ集
第6集 106/95番
Vielen Dank :)
SOLD OUT!
OldEternaG_Ramin_BachKantata_Folge8
エテルナ/EX
G・ラミン
バッハ/カンタータ集
第8集 67/42番
3,980 円
OldEternaKurtThomas&LGO_Back_OrganConcertoNr.1
 エテルナ/EX
K・トーマス&ケーラー
ヘンデル/オルガン協奏曲 第1巻
1~3番
3,780 円


OldEternaKurtThomas&LGO_Back_OrganConcertoNr.2
エテルナ/EX
K・トーマス&ケーラー
ヘンデル/オルガン協奏曲 第2巻
4~6番
3,780 円





EternaSuitner/SKD_Mozart_Cosifantutte
エテルナ/3LP/NM
スウィトナー/SKB
モーツァルト / コジファントゥッテ
Ich Danke Ihnen! SOLD OUT!




Mauersberger_Bach_MatthäusPassion
エテルナ/4LP/EX
マウエルスベルガー
バッハ/マタイ受難曲(全曲)
1000 Dank!
SOLD OUT!

PeterSchreier_Bach_MatthäusPassion
エテルナ/4LP/EX/美品!
シュライアー
バッハ/マタイ受難曲(全曲)
9,800 円

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2016年 12月10日 新規出品分!

2016年 12月10日 新規出品分!

ETERNA 
旧東独エテルナ_ホルストシュタイン_シュターツカペレ・ベルリン_プッチーニ_トスカ
エテルナ/2LP
ホルスト・シュタイン/SKB
プッチーニ/トスカ(全曲)
¥7800
ETERNA
旧東独エテルナ_コンヴィチュニー_シュターツカペレ・ベルリン_ワーグナー_さまよえるオランダ人
エテルナ/mono/EX
コンヴィチュニー/SKB
ワーグナー/さまよえるオランダ人
(抜粋)
¥3780
 
ETERNA 
_DSC0286 (4)旧東独エテルナ_ベーム_フラット盤_シュターツカペレ・ドレスデン_ばらの騎士
エテルナ 初期盤 重量・平盤/4LP/EX
ベーム/SKD ばらの騎士  ( 全曲 )
¥11800
ETERNA 
旧東独エテルナ_ベーム_モーツァルト_ドン・ジョヴァンニ
エテルナ/4LP ベーム/プラハ国
モーツァルト/ドン・ジョヴァンニ
(全曲)
¥9800
ETERNA  旧東独エテルナ_クルト・マズア_チャイコフスキー_交響曲_第6番_悲愴
エテルナ/EX+ マズア/LGO
チャイコフスキー/交響曲 第6番 悲愴
¥2680
Supurafon 
スプラフォン_ターリヒ_チャイコフスキー_交響曲_第6番_悲愴 SUP/mono
ターリヒ/チェコp
チャイコフスキー/交響曲 第6番 悲愴
¥3680
オイロディスク
オイロディスク_ロジェストヴェンスキ_チャイコフスキー_交響曲_第6番_悲愴
オイロ/EX
ロジェストヴェンスキ
チャイコフスキー/交響曲6 悲愴
Vielen Dank! SOLD OUT!
グラモフォン
グラモフォン_チューリップラベル_ムラヴィンスキー_チャイコフスキー_交響曲_第5番
独DGG/mono/大花
ムラヴィンスキー
チャイコフスキー/交響曲 5番
¥4180
ETERNA 
旧東独エテルナ_ヴェルナー・エック_魔法のヴァイオリン
エテルナ/EX+
ヴェルナー・エック
フォルトナー 魔法のヴァイオリン他
¥3180
ETERNA 
旧東独エテルナ_ストラヴィンスキー_ペトルーシュカ
エテルナ/EX+
ストラヴィンスキーの自作自演
ペトルーシュカ
¥3180
ETERNA
旧東独エテルナ_レオニード・コーガン_モーツァルト_ヴァイオリン協奏曲_第5番
エテルナ/EX+
レオニード・コーガン
モーツァルト/Vn協 5番他
Vielen Dank! Sold OUT!
ETERNA
_DSC0289
エテルナ/EX
スヴェトラーノフ/ソ国交
チャイコ/カプリ/リミニ
¥3180
ETERNA
 
旧東独エテルナ_ダヴィッド・イーゴリ・オイストラフ_チャイコフスキー_ヴァイオリン協奏曲
エテルナ/EX++
ダヴィッド&イーゴリ
チャイコフスキー/Vn協奏曲
¥2780
ETERNA 
旧東独エテルナ_スヴェトラーノフ_チャイコフスキー_交響曲_第1番
エテルナ/EX+
スヴェトラーノフ/ソ交
チャイコフスキー/交響曲1
¥3180
ETERNA  旧東独エテルナ_スヴェトラーノフ_チャイコフスキー_交響曲_第6番
エテルナ/EX++
スヴェトラーノフ
チャイコフスキー/交響曲6 悲愴
¥3180
ETERNA 
旧東独エテルナ_ギレリス_マゼール_チャイコフスキー_ピアノ協奏曲_第1番_第3番
エテルナ/EX+
ギレリス&マゼール
チャイコフスキー/ピアノ協 1&3
¥2780

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ペーター・レーゼル

ペーター・レーゼル(Peter Rösel)は旧東ドイツ/ドレスデン出身のピアニスト。
_DSC0182

ドレスデンの空爆の数日前に生を受けたレーゼルは、母親と共にすぐに街を出て事なきを得た。母はドレスデン音大卒の歌手で、祖父もピアノもかなり弾ける人だったらしく、幼い頃から音楽と供に育ち、レーゼルは文字よりも先に楽譜を読んだという。
63年にロベルト・シューマン国際コンクールで第2位になったことをきっかけに、モスクワ音楽院へ留学することに。
当時のモスクワ音楽院ではオイストラフ、ロストロポーヴィッチ、リヒテル、ギレリス、オボーリン、ショスタコーヴィチなどのレジェンド達が教鞭をとっていたというから驚愕の教育環境。レベルの高すぎる他の生徒達に遅れをとるまいと、毎日必死で練習したそうです。

69年にザンデルリンクがイギリスの演奏ツアーにレーゼルをソリストとして指名したことで彼はその名を轟かせることになり、その後ゲヴァントハウス管で唯一のピアノのソリストとして契約(給料は2000ドイツマルクだったらしい)と、旧東ドイツという特殊な環境に生まれながらも順調に音楽家としてのキャリアを育てていった。

その辺の詳しいことは、自身の生活のことや音楽のことを徒然なるままに書かれているブログ「気ままな生活」さんに掲載されています。
レーゼル以外にも沢山の音楽を聞かれていて、大変貴重な情報が沢山の面白いブログです。
(「気ままな生活」さん、勝手にリンクを張らせていただいております。問題ありましたらご連絡ください。ひとまず、情報ありがとうございます。)

さて、私はそんなレーゼルのピアノが大好きです。
彼のレコードを聴いたその瞬間、1音目から心惹かれ、瞬く間に彼のファンになりました。並大抵ではない量の練習により培われたであろう抜群のテクニックと安定感、そして音の一つ一つの粒が暗い空間に浮かんでは消えていくような鮮明な音に、一気に心奪われました。

レーゼルは知性派タイプのピアニストだと思う。
曲の隅々まで思考を巡らせ、知的なアプローチで破たんなく、感情的になりすぎず。
根拠がないことを言わない、知的なドイツ人そのものです。


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ディーター・ツェヒリン

旧東ドイツが誇るピアニスト、ディーター・ツェヒリンによるベートーヴェンのピアノソナタ。1950年のバッハ国際コンクールで特別賞を受賞、1959年に東ドイツ芸術賞(Kunstpreis der DDR)、1961年に東ドイツ国家賞(Nationalpreis der DDR)を受けたらしいので、東ドイツ的にはほとんど国宝クラスのピアニストと言うことなのではないだろうか。

ベートーヴェンとシューベルトのピアノソナタ全集の録音があるようです。

ベートーヴェンのソナタを聞きましたが、なんというか、彼のピアノは一聴してとても真面目で、とても物静かな印象。語弊を恐れずいうと「暗い」と言っても過言ではないかもしれない。
華はないし、内向的な印象の演奏だったのでしばらく距離を置いていたのだが、今回いくつかまとめて入手した事を機に聞いてみたところ、その小さなタッチの先にはツェヒリンの想いが確かに込められていてるように感じられた。
決して「学求的」のみで片づけられる演奏ではなくて、夜に部屋を暗くして一人、物思いにふけるときのあの気持ち・・そんなイメージが近い演奏で、いや、でも「沈んでいる」とか「落ちる」とかそういうことではなくて・・思考の渦に入って何かを悟った時のような、そんな言葉では言い難い、他にはない魅力が確かにある。
音楽を演奏することの「本質」だけを指先に乗せたようで、不確かさに満ちているように感じられるが、その実は確信に触れているのではないかと思わせる。
完全に人を選ぶ演奏だが、はまる人にはハマる稀有な演奏。

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ヴィルヘルム・フルトヴェングラー

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー / Wilhelm Furtwängler
(1886年1月25日 ベルリン -1954年11月30日 バーデン)

曰く、
「不滅の大指揮者」
「鬼神のごとき圧倒的演奏」
「世界一有名な伝説的指揮者」

戦時の困難な状況下を生き残り圧倒的な演奏を残した、今世紀最大の指揮者。
彼を専門に研究している方も多く、少しかじった程度では語ることは出来ないかなと思いますので、ここではとりあえず東独エテルナ盤のみ紹介して行こうと思います。

22 (1)
【 820 280 】 ベルリンフィルとの「運命」とエグモント序曲
1947年5月27日、ソ連の占領下のベルリンでのフルトヴェングラーの復活公演の録音らしい当盤。財政難だった東独エテルナのベートーヴェン用共通ジャケットで、V字のmono盤。
初出はおそらく63年。
私がフルトヴェングラー録音を聞いた始めたのディスクでもある。
他の同録音との比較はしたことがないが、話に聞いていたよりも録音は悪くない感じがして聞きやすかった。重厚さもあり。非常に厚く、200gを超えるものもある。
当時結構流通したのか、まずまず見かけなくはない盤ではある。

ベルリンフィルとは他にベートーヴェン4番、7番
ブルックナー9番などがある。


DSC_0768DSC_0771
【 820 043 】ウィーンフィルとの「運命」
1954年録音との情報。共通ジャケットで、最初期のラベルの重量フラット盤。
LPMとあるのでまだ西のDGGでのプレスと言うことでしょうか。(エテルナの初期盤はDGGにプレスをお願いしていたらしいので)
少なくともベルリンでは見つけづらい。けっこうレアな一枚。
第5番は結構前に売ってしまったのですが、先ほど同じフルヴェン/WPOの第6番「田園」をたまたま近所の骨とう品屋のおやじから入手したので聞いてみました。演奏は非常におっとりとしたテンポに驚いたけど、だけど聞いていくと全然遅くは感じなくて、はっ!とさせられる美しいモーメントが沢山ちりばめられている。
こういうはっ!とする経験は並の演奏ではなかなかないので、やはりフルベンはすごいのだった。

因みにエテルナのフルトヴェングラーは上のBPOとの5番以外は非常に手に入りづらいので、見つけたら即買いするように心がけている。

ウィーンフィルとは他にもワーグナーのワルキューレなどが出ている。

22 (9)22 (10)
ベルリンフィルとの 「運命」【 820 280 】と、シューベルト / 交響曲 D944 「グレイト」【 820 068 】
この二つは旧東ドイツが消滅する直前の88~89年頃、最後の最後に制作されたディスク。
レーベルの、国も最期にもう一度出しておきたかったと言う思いが感じられ、感慨深い。

DSC_0646
クーレンカンプとのシベリウス/ヴァイオリン協奏曲 op.47
69年発売。
Side1はイギリスのいぶし銀指揮者・エイドリアン・ボールトとロンドンフィル/メニューインの同曲。


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東独エテルナについて①

【 エテルナについて 】
旧東ドイツの国営レーベルであった”Eterna(エテルナ)"

社会主義国家下の圧政やナチスの台頭など、様々な困難を抱えていた旧東ドイツでしたが、音楽のレベルは世界最高峰の水準を誇っていました。
当時の指揮者・オーケストラのレベルの高さもさることながら、”エテルナ”が作り出したレコード盤のクオリティは、他のレーベルのものと比較しても引けを取らないどころかむしろ高いレベルにあったことがその音からわかります。
戦後の東ドイツで輝かしいキャリアを築いた名ピアニスト、ペーター・レーゼル氏曰く「(エテルナは)国営だったからレコード盤の売れ行きなどはあまり気にせず、良い物を作ることに専念だけすればよかった」とのこと。

当時のエテルナについては詳しくはわかりませんが、おそらく「貧乏」だったと言うのは想像に難しくありません。
グラモフォンやデッカのサウンドを聞くと、確かに重厚で迫力のある音ですが、それが人為的に作られた音だと言うことに気が付きます。
一方エテルナの音は、現場のマイクからそのままレコードにしたような、ある意味「そのまんま」の音です。設備の違いだと思われます。
しかしながら、マイクの配置などや細かなアナログな録音技術が職人技にまで昇華されており、その結果として今現代になお愛される「クラシックが最高に輝いていた当時の現場のままの音」を現代に残すことになります。
エテルナの残した、あくまで音楽に寄り添ったピュアな音作りは耳に心に心地よく、レコードが忘れられ、古き良きクラシック音楽が忘れられようとしている今、評価している愛好家の方が増えているのも納得できるものとなっています。

【 エテルナの録音 】
エテルナの名録音技師、クラウス・シュトリューベン氏や、ホルスト・クンツェ氏の功績は大きいです。特にクラウス・シュトリューベン氏の録音は「マイスター(=職人)」と呼ぶに相応しい仕事で、ぴったりとピントが合い明瞭で快活。
楽器がそこにあるかのような生々しい音も、ホールの響きの周波数も全て余すところなく収録してあります。彼のお蔭でクライバーとSKDの名演やスウィトナーのモーツァルトなど、数々の名録音が今も私たちを楽しませてくれます。

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アンネローゼ・シュミット & クルト・マズア/ドレスデンフィルによるモーツァルトのピアノ協奏曲集はクラウス・シュトリューベン氏とホルスト・クンツェ氏の強力タッグにより美しく収録されました。さらにはルカ教会での録音ですので、まさに最高の環境。


【 共通ジャケットについて 】
レーベル黎明期によくありがちな、共通ジャケット。
ジャケットの柄は同じだけど、活字部分(要は曲目と指揮者・演奏者)は違っていて中身も勿論違うので、ジャケットだけではどのレコードか判断ができない。
今の常識では考えにくいけど何もかもが今とは違っていた50年代ではコストを削減するための策だった。
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左からそれぞれブラームス、モーツァルト、ベートーヴェン用の共通ジャケット。
総じて古い盤であると言える。
因みに一番右のフルトヴェングラー/BPOの「運命」は筆者が手に入れた中で一番重たいディスクで、音楽もへヴィー級だがディスクも然り、210gくらいあったと記憶している。


【 メロディアとエテルナ 】
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ギレリス&クリーブランド管=セルのベートーヴェン協奏曲 4番 / リヒテル&ムラヴィンスキーのチャイコフスキー ピアノ協奏曲

さすがにソヴィエトのメロディアとは親しい間柄だったようで、両方のロゴの入ったダブルネームのものも多く販売された。
(逆にメロディアがエテルナの録音を出したかは不明ですが・・。)
70年代に入ってから作られた、ミケランジェロの絵のジャケットのもの(=ベートーヴェン)、灰色地のジャケットのもの(=チャイコフスキー)はエテルナのプレスと思われるが、それ以外のものはソ連のMezhdunarodnaya Knigaプレス工場(所謂MK)で作られたものも多いと思われます。
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なんたってそのまんまメロディアのディスクが入っているもの(↑このような)もあるし、エテルナとのダブルネームのラベルであっても、持った時の感触がちょっと違う。

【 版権盤 】
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【左】がDGGのオリジナル、【右】東独エテルナ盤
DGGから版権を買ったものはデザインも踏襲。
紙質とプリントクオリティはさすがにDGGには負けます。
ベルリンフィルのシールのコストも出せませんが、音は負けておりません。
結構オススメです。


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83年から始まったエテルナのデジタル録音化。
カタログナンバーはいままでの”8XX~”から”72X~”(最後の最後に”73X~”もあるが)に代わり、ラベルの色もオレンジ/コーヒー色に。
やはり音からはアナログ臭さ/現場っぽさが薄くなりクリーンで聴きやすい感じになるが、下手なイコライジングはされていないので素直に聞きやすい。デジタル録音を嫌う人も多いが、個人的には全然オススメ。

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オトマール・スウィトナー


オトマール・スウィトナー(またはスイトナー) / Otmar Suitner
(1922年5月16日 - 2010年1月8日)

1960年にドレスデン国立歌劇場(ゼンパーオーパー)の、1964年からはベルリン国立歌劇場の音楽監督に就任した頃から旧東ドイツを中心に活動、ドイツの二大国立歌劇場でオペラとコンサートの両面で活躍した。
71年に初来日してから着実に人気を集め、NHK交響楽団の名誉指揮者となり、日本では特に親しまれている大指揮者の一人ですね。
モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスを始め多くの演奏を残していますが、特にモーツァルトの演奏はその曲のベスト演奏に選ばれることも多いようです。
また、オペラも得意でその響きの美しさで数々の名演奏を生み出してきました。
旧東ドイツ国営レーベルであったエテルナには数多くの演奏を残しており、その多くが名演奏・高音質盤として知られています。


【 シュターツカペレ・ドレスデンとの演奏 】

1548年設立の世界に誇る伝統の音!
絹のような滑らか、且つ重厚な音は世界随一。当時旧東ドイツの管轄であったにもかかわらず、西側諸国の多くの有名指揮者が共演を熱望した世界最高峰のオーケストラ。
スウィトナーとの演奏はなんといってもモーツァルトの交響曲が有名。
その音、その完成度の高さからモーツァルトの入門としても非常にオススメですが、最終的にここに帰ってくる可能性は大!





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モーツァルト
交響曲 第35番 ニ長調 KV385「ハフナー」
第36番 ハ長調 KV425
モーツァルト / 交響曲 KV504 / KV551
 モーツァルト
交響曲 第38番 ニ長調
KV504「プラハ」
第41番ハ長調 KV551「ジュピター」
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モーツァルト
交響曲 第39番 変ホ長調 KV543
40番 ト短調 KV550

モーツァルトの一つの名演として、スウィトナーの代表作として、人気の高い交響曲シリーズ。
演奏は滑らかで気高く気品があるがしっかりと熱もある非常に完成度の高いもの!
録音は70年半ばにルカ教会にてクラウス・シュトリューベン氏とホルスト・クンツェ氏による録音で、音も非常に素晴らしい。


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チャイコフスキー & フォルクマン 弦楽セレナーデ / ビゼー & ウェーバー 交響曲 第1番
「弦セレ」は例の企業CMによって、ひどい目に遭いましたね。
私はこのスウィトナーの演奏を聞いたところ、そのトラウマから脱却できました。
素晴らしい音、素晴らしい演奏。ありがとう!


【 シュターツカペレ・ベルリンとの演奏 】

スイトナーと言えばシュターツカペレ・ベルリンとの演奏も代表的です。

1740年から続く伝統ある歌劇場であるSKB。
歴代音楽総監督を見てみると・・
  • 1899-1913 リヒャルト・シュトラウス
  • 1913-1920 レオ・ブレッヒ
  • 1923-1934 エーリヒ・クライバー
  • 1935-1936 クレメンス・クラウス
  • 1941-1945 ヘルベルト・フォン・カラヤン
  • 1948-1951 ヨーゼフ・カイルベルト
  • 1954-1955 エーリヒ・クライバー
  • 1955-1962 フランツ・コンヴィチュニー
と錚々たる顔ぶれですね

スウィトナーは1964-1990年までと歴代最長の任期を勤め、
育て上げた手兵はまさに強者の佇まいです。

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モーツァルト 序曲集 / グリーグ 管弦楽曲集
SKBの音を存分に堪能できる。
ゲバントハウスやドレスデン・シュターツカペレと比べてなんとなく遅れを取っているという印象もなくはないベルリン・シュターツカペレだが、スウィトナーが鍛え上げたこの頃は非常にレベルの高い。
とても渋い音で、鈍い、重い、LGOやSKDとはまた違った重厚さがある。
「素晴らしきベルリン!」と言うベルリナーの誇りが感じられて良い。

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ベートーヴェン 交響曲全集
レーベルにお金がなかった時期なのか、白黒なジャケットですが・・。
音は妥協なしなので問題なしです。
80年-83年の録音だけど、その時流行の華美なベートーヴェンでは全くなく、あくまで伝統的な演奏。熱量あり。気迫のこもった感動の作です。
こちらでもあまり出回っていませんが、オススメ。

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シューベルト 交響曲
83-86年にかけて録音された、スウィトナーらしく美しく繊細なシューベルト。
力強いSKBの音と、名旋律のシューベルトは一見ミスマッチかと思うが、そこはスイトナーがやはり見事に仕立て上げている。
甘さには走らず、見栄も切らず、あくまで中庸。
その辺が絶対的な良さを印象付ける、傑作。
DMMだけど、音は下手な加工がされていないのでむしろ良いと思う。



そんなスイトナーの私的名盤紹介
東独エテルナの名盤~Nr.6 スウィトナー/SKD Volkmann/チャイコ 弦楽セレナーデ
東独エテルナの名盤~Nr.7 スウィトナー/SKD ビゼー/ウェーバーの交響曲
東独エテルナの名盤~Nr.12 オトマール・スウィトナー/シュターツカペレ・ベルリン ベートーヴェン 交響曲 第9番
東独エテルナの名盤~Nr.16 スイトナーの「フィガロの結婚」

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フランツ・コンヴィチュニー

フランツ・コンヴィチュニー / Franz Konwitschny
(1901年8月14日 - 1962年7月28日)
旧東ドイツを代表する、巨匠の一人。

戦後、49年から没年までライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席指揮者を務める。
残された演奏は決して多くはないが、そのすべてが圧倒的クオリティーであり、LGOとのベートーヴェンの全集は、クラシックファンでもそうでなくとも是非とも聞いていただきたい。
(やはり音が違うので、出来ればETERNAのレコードで聞いてほしい所)
アナログ最盛期の見事な録音も素晴らしい!
リハーサルの前にも飲んでしまうほどお酒が好きだった、と言う人間らしくて好いです。

【 LGOとのベートーヴェン全集 】
素晴らしいクオリティーの、ベートーヴェン全集の一つの決定版。
戦後の厳しい時期を長年連れ添った楽団員との間には、家族のような絆があったと言います。
長年の現場演奏で培かわれた、一切の贅肉がそぎ落とされた引き締まった演奏で、誰が言ったか、さながら重く、大きな蒸気機関車がごうごうとまっすぐな線路を邁進するがごとくで、力強くトルク、そして駆動部一つ一つの滑らかさ、実に見事です。
一つ一つの部品はしっかりと磨き上げられており、それらはぴったりとはまり、東欧を中心に実に多くの人を乗せ、力強く走り続けた。
当レコードはそんな記録の一場面です。

音色がはっきりとして鮮明なイメージの、ミケランジェロの絵画が使用されたSTEREO盤(疑似ステレオですが)が基本的にはお勧め。
ステレオ版には細かく言うと2種あり、「ETERNA」ロゴの下に小さく「ベートーヴェン用の識別番号」が振られているものが古いロットで、盤も厚めでプレスが良い。
ただ、「識別番号」なしでも古いロットの盤が入っていることあり。


 = ベートーヴェン / 交響曲 第1番 & 8番 = 
 
_DSC0029DSC_0019
 ミケランジェロジャケットのSTEREO盤 / 絵画/彫刻ジャケのmono盤
絵はミケランジェロ、システィーナ礼拝堂天井画より「予言者ヨナ」

= ベートーヴェン / 交響曲 第2番 / プロメテウスの創造物 作品43 = DSC_0621DSC_0135
顔ジャケット/共通ジャケットのものは、ミケランジェロジャケットが出る前に発売されたもので、50年代のもの。フラット盤のかなり分厚いレコードです。

ステレオ版から9番とカップリングになった。

 = 
ベートーヴェン /
交響曲 第3番
 ”英雄” = 
_DSC0360
ミケランジェロジャケットのSTEREO盤
DSC_0141DSC_0844
共通ジャケット盤 / 絵画/彫刻ジャケのmono盤
絵は「予言者ダニエル」

 = ベートーヴェン / 交響曲 第4番  = 
_DSC0157_DSC0564
 ミケランジェロジャケットのSTEREO盤 / モノクロ写真ジャケmono盤
DSC_0612
モノクロ写真ジャケに入っていた4番の最初期ラベル。
少しあとになるとV字ラベルになる。

絵はシスティーナ礼拝堂天井画の「巫女」

 = ベートーヴェン / 交響曲 第5番 ”運命” = 
_DSC0566DSC_0850
 ミケランジェロジャケットのSTEREO盤 / 絵画/彫刻ジャケのmono盤
絵は「預言者ヨエル」

 = ベートーヴェン / 交響曲 第6番 = 
_DSC0036
エテルナ/Vフラ コンヴィチュニー/LGO ベートーヴェン/交響曲6 _DSC0163
ミケランジェロジャケットのSTEREO盤 / 共通ジャケットのmono盤
/ 絵画/彫刻ジャケットのmono盤

システィーナ礼拝堂天井画・アダムとイヴ「楽園追放」より

 = ベートーヴェン / 交響曲 第7番 = 
_DSC0361vinyl (1)_DSC0042
ミケランジェロジャケットのSTEREO盤 / モノクロ写真ジャケットのmono盤
/ 絵画/彫刻ジャケットのmono盤

コンヴィチュニー/LGOのベト交の中で最も完成された演奏かもしれない7番。
ステレオ盤の髭のジャケット(予言者エゼキエレ)が可愛らしくて好き。

 = ベートーヴェン / 交響曲 第9番 & 第2番 =  
_DSC0362
ミケランジェロジャケットのSTEREO盤 
絵はシスティーナ礼拝堂天井画より「アダムの創造」

こちらも1、2を争う完成度の「第9」
第2楽章の疾走感は半端じゃない!

DSC_0721
DSC_0723
絵画/彫刻ジャケットのmono盤
見開きジャケットを開いた内側の中央からディスクを入れるタイプのジャケットが存在したが、破れやすく評判が悪かったようで変更になった。
とにかく安定感のある素晴らしい演奏で、全てを心をまかせて安心して聞いていただける。

 = ベートーヴェン / 交響曲 第9番 & 第1番 = 

_DSC0364
おそらく一番最初に発売されたコンヴィチュニーの第9。
1番とカップリングになっている。
布張りのBOXで、この個体には青と白のV字ラベルのMONO盤が入っていた。
さらに古い”最初期ラベル盤(同じく箱入り)”もあるようですが、非常にレア。
旧東ドイツにしてはお金をかけた、威厳の光る品でもあります。


そんなコンヴィチュニーの名盤紹介

東独エテルナの名盤~Nr.3
コンヴィチュニー&LGO ベートーヴェン/交響曲 第3番 エロイカ

東独エテルナの名盤~Nr.5
コンヴィチュニー&LGO ベートーヴェン/交響曲 第7番

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東独エテルナの名盤~Nr.10 エドワード・エルガー / ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 op.61

【 LP 東独エテルナ 】

エドワード・エルガー / ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 op.61

イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン)

モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァレンティン・シュク / Valentin Shuk(Zhuk)指揮

【 東独Eterna 725 174 / STEREO DMM / 88年 / オレンジ色ラベル 】

84年メロディア録音です。
指揮者のValentin Shuk(ヴァレンティン・シュク)は、ボリショイ歌劇場管弦楽団のコンサートマスターだった父・アイザック・シュクの元に生まれ、6歳からヴァイオリンを弾き始める。
ボリショイ四重奏団の第1ヴァイオリンとしてすぐに有名になったようです。
チャイコフスキー国際コンクールをはじめ、様々なコンクールに入賞。
ソリスト、指揮者、または室内楽団を率いたりと多彩な活動を続けていたようです。
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを長く務め、コンドラシン、ロストロポーヴィチ、スヴェトリャーノフらにソリストに起用されることも少なくなかったようです。
加えて、オイストラフやロストロポーヴィチもゲストで指揮をしたという室内楽団”モスクワフィルのソリスト達”の音楽監督を務めていたようです。
現在はオランダにて教鞭を取るほか、Dutch Radio Symphony Orchestraのコンサートマスターを務める。

息子のエフゲニーはシュトゥットガルト歌劇場のコンサートマスター、二男のアレクサンダーはフロリダ・ニューワールド交響楽団のコンサートマスターとして活躍中。
(ストラディヴァリウス国際ヴァイオリンコンペティションのホームページより訳)

そもそもエルガーのヴァイオリン協奏曲なんて珍しいですし、それがソビエトの指揮者による演奏となれば情報が出ないのは当然ですね。
一応探した情報を上に記しておきましたので、ご興味がある方は読んでみて下さい。

演奏はと言うと、非常に美しいです!
曲自体のおだやかで少しアンニュイな寂しさのようなその可憐なニュアンス・美しさを、成長したイーゴリが見事に表現しきっていて非常に素晴らしい!
のびのびと弾いている点が特に聞いていて気持ちの良いものでした!
シュク=モスクワフィルの音色は、でしゃばらない演奏にとどめているまでも、その音、その姿勢は威風堂々としており、過剰に着飾ることはないけどどこか絢爛で魅惑的な印象が「カッコいい」と感じました。

オススメです。

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楽しいボレロの聞き比べ♪

楽しいボレロの聞き比べ♪

みんな大好き「ラヴェルのボレロ」の聞き比べをしていくコーナーです♪
誰もが知っている名曲だけど、あら不思議。聞き比べてみると指揮者によってこんなに違う!
マイナー演奏も多くなりそうで、楽しみです。

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【 フェレンツ・フリッチャイ指揮 / Ferenc Fricsay】
【 アメリカ軍占領地区放送局オーケストラ / RIAS Symphonie-Orchester Berlin 】

独ヘリオドール盤。
13分34秒とかなりの速さ!
56年にフリッチャイがRIASの首席指揮者に着任した年の演奏。
音はややモノラル感あり。
ホールの響きもあるけど、ちょっと寒そうな感じ(=ちょい硬い印象)。
聞き比べをしてみて、やっぱりフリッチャイはうまいんだなぁと感じるのは、しっかりと各パートの意味をしっかりと考えていて分離ができている。
音の住み分けと言いますか、そういうのがしっかりと出来ている点。
4分の3拍子を大きく振ってしっかりと感じられるし、お、次はピッコロ、お、次は・・と、音の違いもしっかりと楽しめます。
終盤の盛り上がりは気迫に満ちていて、ホーンセクションなんて若干食い気味です。
かなりの速さではありますが、早すぎると感じさせないのはさすが。
ものすごい気迫で描き切り、最後は踊り子と周りの観客の魂は一つになってますね。

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【 ギュンター・ヘルビヒ指揮 / Gunther Herbig】
【 旧東ドイツ・ベルリン交響楽 / Berliner Sinfonie-Orchester 】

旧東ドイツ・エテルナ盤。
15分20秒なので、ラヴェルと同じくらいの速さですね。

冒頭のスネアの繰り返しはなしで、フルートと同時にスタートはちょっとだけ残念。
土台の音作りはしっかりとしており丁寧。指揮者の人柄か、全体的に非常に丁寧で柔らかい雰囲気があります。
面白いなと思ったのはその音で、相応の練習を重ねてきたんだろうなと思わせるものであると同時に、なんというか、朝もやの中で踊っているような独特の幻想的な雰囲気があります。
ただ楽譜に飲まれている気がしないでもなくて、リズムや各セクションの分離感はないですね。ボレロの醍醐味の4分の3拍子は感じられず、メロディーの上にリズムが乗っている感じで。
全体としてボレロと言う美しい絵本を読んで聞かせてもらったような感じ。


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【 エドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮 / Eduard van Beinum 】
【 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 / Amsterdam Concertgebouw-Orchester Amsterdam 】

旧東ドイツ・エテルナ盤。
58年録音?
クレジットはないが15分25秒とのことで、スピードはほぼ標準。

序盤から安定感ありで安心して聞ける。
ホールの響きもちょうど良い!
全体的に丁寧だけど、丁寧すぎることはないし、各パートの音が良いので興が乗らないうちも安心して聞くことが出来て◎。
後半、盛り上がりを見せるにつれて全貌が見えてきますが、その音の集合体の完成度たるや非常に素晴らしい。コンセルトヘボウが人気があるのが頷ける、透明感のあるとても魅力の在る美しい音です。
弦楽も素敵な音。管楽器の音色は、まるで命の素晴らしさを奏でているかのようです。
透明感をより生かすために、リマスターのCDとかでも聞いてみるのもいいかもしれません。

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【 オンドレイ・レナルド指揮 / Ondrej Lenard 】
【 ラジオ・ブラティスラヴァ交響管弦楽団 / Radio Bratislava Symphony Orchestra 】

チェコOPUS盤を試聴。
16分48秒とかなり遅め。

スロヴァキアの指揮者オンドレイ・レナルド。
かなりスローなペースで粘り強く作り上げようとしているが、どうも全体的に雑な気がする。
全部の音を一緒に考えているような気がして、正直よくわからなかった。
終盤でのスネア強打には面食らう。
でも、後半のホーンセクションなんかは結構伸びやかでいい音が出ている気がする。
すんごく上手でないかもしれないが、すんごく上手じゃないのも嫌いではないです。

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2016年 11月23日 新規出品分!

2016年11月!もうすぐクリスマス♪
と言うことで、クリスマスっぽい感じでご用意しました♪

(UPDATE:11月24日数点追加♪)


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エテルナ/EX M・フレーミヒ バッハ/クリスマス・オラトリオ
旧東ドイツの豪華な顔ぶれにより紡がれる伝統の音♪
非常に素晴らしい出来栄えです♪
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Vielen Dank! SOLD OUT
エテルナ/3LP/EX フレーミヒ バッハ/クリスマスオラトリオ 全曲
上と同じ演奏の全曲入りBOXセットです♪
良い状態でとなると、見つけるのは難しい逸品。
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Vielen Dank! SOLD OUT
エテルナ/EX 愛の曲集”Ich libe dichオムニバス

安らぎのひと時にご利用いただきたい、旧東ドイツの芸術レベルの高さを思わせる、美しいジャケットが魅力的なの愛の曲集♪
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Vielen Dank! SOLD OUT

エテルナ/EX 恋の曲集”Romanzen オムニバス
こちらも同様に美しい女性が佇むジャケットに心奪われる、恋の黄昏(?)をテーマにしたオムニバス。
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エテルナ/EX 愛のリート集”Dein ist mein Herz
愛にまつわるリートを集めた、こちらもリラックスにご利用いただきたい一枚です。
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エテルナ/EX ”ドレスデン聖十字架合唱団とのクリスマス”
13世紀からと言う長い伝統を誇るドレスデン聖十字架合唱団の伝統的演奏!ハンス・オットーのオルガン、マウエスベルガーの指揮です。
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エテルナ/EX ハンス・オットー 仏のクリスマス曲集 ジルバーマン
ジルバーマンの里、フライベルクのオルガンを使用!
フランスの作曲家によるクリスマスにまつわる曲を集めた一枚です。

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エテルナ/EX- レーゼル&ズスケ シューベルト/ピアノ五重奏ます他

店主オススメのペーター・レーゼルとズスケらによる「ます」!
彼の煌めくようなピアノは一度聞いてみていただきたいです。

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エテルナ/EX+ G・ヘルビヒ/ベルリン交響楽団 ラヴェル4曲 ボレロ
雰囲気の在る音作りが面白いヘルビヒ。
アーベントロートに指揮法を学び、カラヤンなどからも薫陶を受けた実力のある指揮者です。

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独ヘリオドール フリッチャイ/RIAS他 管弦楽曲集 ボレロ他
フリッチャイがRIAS管の首席指揮者になった年の高速ボレロを始めとした管弦楽曲集。ヘリオドールの当時と同じ価格でお届けします。

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チェコOPUS オンドレイ・レナルド/Brastilava 展覧会の絵/ボレロ
スロヴァキアの指揮者オンドレイ・レナルドによる、遅~いボレロ(16分48秒)。

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エテルナ/mono/EX ハイティンク/ACO ラヴェル/管弦楽曲集
若干31歳の天才ハイティンク!ACO
首席指揮者になった年の演奏です。
盤質良好!オススメです。

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Vielen Dank! SOLD OUT
エテルナ/EX ベイヌム/ACO ラヴェル/ボレロ ドビュッシー/海
魔法がかかったかのように次々に美しい音が飛び出すベイヌムのボレロ。

コンセルトヘボウの美しい管楽器に酔いしれます♪

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エテルナ/VG++ マルケヴィッチ/ソ連 ストラヴィン/詩編交響曲他

鬼才マルケヴィッチによる完成度の高い演奏です。
エテルナのジャケですが、盤はメロディア盤になります。

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エテルナ/VG++ マルケヴィッチ/LGO ムソルグスキー/展覧会/禿山
マルケヴィッチがゲバントハウスを振った展覧会という珍しい組み合わせ!・・ですが聞いて驚いた!非常に素晴らしい演奏!

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Vielen Dank! SOLD OUT!
チェコSUPRAPHON アンチェル/チェコp ムソルグ/展覧会の絵/禿山
”アンチェルの表現は、みずみずしい造形美に都会的なセンスをもつもの”
クラシックのディスクレビューなどをされているHP・ClassicVillageさんの表現が非常に的確かと思います。
構造の美しさがカッコいい!と思わせる稀有な指揮者です。

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2016年 11月5日 新規出品分!

2016年 11月5日 新規出品分!
コンヴィチュニー・アーベントロート・フルトヴェングラーなど、巨匠多めのランナップです♪


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Vielen Dank♪ SOLD OUT♪
エテルナ/001番! コンヴィチュニー/SKD ベートーヴェン/英雄
ベルリンでレコード発掘を開始して2年になりますが、初めて手に入れました!
魅惑のコンヴィチュニーとSKDとのエロイカ!滑らかな音がたまりません!

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エテルナ/EX+ コンヴィチュニー/LGO ベートーヴェン/交響曲 英雄

当店の大定番のコンヴィチュニー/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のエロイカ。
芯が全くぶれない大安定、且つ迫力満点の演奏!
当ステレオ盤は音も非常に艶やかでオススメ!

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Vielen Dank! SOLD OUT
エテルナ/EX+ コンヴィチュニー/LGO ベートーヴェン/交響曲 7番
コンヴィチュニー/
LGOのベートーヴェン全集の中でも最も高い完成度を誇ると言われる、第7番です。他の曲に比べて入手難気味です。
こちらも良い状態の厚いステレオ盤で、音質も非常に素晴らしいです。


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Vielen Dank! SOLD OUT

エテルナ/EX+ コンヴィチュニー/LGO ベートーヴェン/交響 第9&2
コンヴィチュニーによる、神がかり的な完成度の第9&第2番の2枚組です。
どなたも一度は是非とも聞いていただきたい演奏!

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Vielen Dank♪ SOLD OUT♪
エテルナ/EX+/M コンヴィチュニー/LGO ベートーヴェン/第9&2 BOX
コンヴィチュニーの第9の初期ロットで、木綿布にくるまれたBOX版になります。
初版からこのような豪華なBOXですので、コンヴィチュニーが東ドイツでどれだけ愛されていたのか覗えます。

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エテルナ/EX ウェーバージンケ/マズア/LGO ベートーヴェン/Pn協

ウェーバージンケの軽やかなピアノが煌めく美しい演奏に仕上がっています。
録音も良好で、少し癖のあるピアノの音もお楽しみいただけます。

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Vielen Dank♪ SOLD OUT♪
エテルナ/2LP/EX ノイマン/LGO スメタナ/わが祖国
「エテルナ名演」にも書きましたが、心から優しくて美しい演奏です♪

今のような時代にこそ聞いてほしい一枚です。

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エテルナ/EX+ ノイマン/LGO リスト/前奏曲 スメタナ/モルダウ他
ノイマンの演奏が4曲も楽しめる欲張りな1枚です。

【 フルトヴェングラー 】 

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Vielen Dank♪ SOLD OUT♪
エテルナ/EX/mono フルトヴェングラー/BPO ベートーヴェン/運命
入荷しても
いつもすぐに売れてしまう、フルトヴェングラーの運命・エテルナ盤です。
初期のエテルナのモノ盤で、盤(カッティング)のクオリティはかなり良いです。

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アルゼンチンAngel
ルトヴェングラー&メニューイン ベト/Vn協
アルゼンチンエンジェル盤ですが、ベルリンで発見です。珍しいですね。

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露Melodia フルトヴェングラー&TIBOR シューマン/チェロ協 クナ5
ソビエト・メロディアの「偉大なる指揮者」シリーズの第1弾です。
ベルリンフィルの首席チェリストだったティボールと、フルトヴェングラーの演奏になります。
録音状態も良く、カッティングも素晴らしく、存分に楽しめる一枚です。

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Vielen Dank♪ SOLD OUT♪
ワルター協会 フルトヴェングラー/ストックホルムp ベト7/Wagner

こちらも珍しいワルター教会の、ストックホルムフィルハーモニーとのライブ録音です。
音も結構鮮明で、こちらも十分に楽しめる一枚です。

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エレクトレコード/厚盤 フルトヴェングラー/The Phil ベト/Vn協
仏パテ録音、ルーマニアエレクトレコードプレスで、パテらしく柔らかな音が特徴的です。

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エテルナ/006番! アーベントロート/RSoL ブラームス/交響曲 4番
東独エテルナの最初期盤です。
音楽の価値観を変える程の力を持つ、アーベントロートによる見事な演奏のブラ4です。

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エテルナ/EX スウィトナー/SKB モーツァルト / 歌劇序曲集
スウィトナーによる見事な序曲集です。

シュターツカペレ・ドレスデンもいいですが、シュターツカペレ・ベルリンも非常に見事。
これは地味にお勧めです。

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Vielen Dank♪ SOLD OUT♪
エテルナ/EX スイトナー/SKD Folkmann/チャイコ 弦楽セレナーデ

美しすぎる音色のスウィトナーの「弦セレ」が再入荷です!
これもオススメ♪

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エテルナ/EX- ブロム/シュライアー Mozart/コンサートアリア集
美しいジャケットが特徴的な、ブロムシュテットとシュライアーのアリア集になります。

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エテルナ/VG++ ブロムシュテット/SKD シューベルト/交響 第3/4番

ブロムシュテットによる見事な世界観のシューベルトの3番4番です。
録音も良く、ルカ教会の残響音も心地よく響きます。

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Danke Schon! SOLD OUT!
エテルナ/VG++ ケーゲル/ドレスデンP 望みのメロディー 名演集
ケーゲルの名演集です。これがまた非常に良い音です!


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エテルナ/EX コリン・デイヴィス/SKD モーツァルト/交響曲 39/29
エテルナ晩年に出た、希少なサー・コリン・デイヴィスのモーツァルトです。
非常に柔らかな響きでゆったりと聞かせるモーツァルトに仕上がっています。

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エテルナ/EX C・デイヴィス/SKD L・ポップ フォーレ/レクイエム
こちらも非常に珍しいサー・コリン・デイヴィスによるレクイエムです。
ルチア・ポップの歌声がまるで自分のために歌ってくれているかのようで、何度も泣きそうになりました。オススメです。

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エテルナ/EX シュク&イーゴリ/モスクワ エルガー/ヴァイオリン協
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを始め、様々なところで活躍したソビエトのヴァレンティン・シュクとイーゴリ・オイストラフによる非常に珍しいエルガーの協奏曲の録音です。
シュク=モスクワフィルの威風堂々とした音がと、イーゴリの伸びやかな演奏がたまりません。

オススメです!

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エテルナ/EX- イーゴリ/モスクワ バッハ/ヴァイオリン協 1041/42
イーゴリがモスクワフィルの奏者たちを率いた見事な演奏です。
特に音は透き通るようで、美しく、厳かなバッハのヴァイオリン協奏曲にぴったりの雰囲気です。

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エテルナ/EX++ アーノンクール/WCM バッハ/Vn協奏曲1 ピリオド

ピリオド楽器を使用したアーノンクール=ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスによるバッハ・ヴァイオリン協奏曲集です。エテルナらしい音に聞こえます。

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エテルナ/EX++ アーノンクール/WCM バッハ/Vn協奏曲2 ピリオド


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エテルナ/EX コッホ/ズスケ/ボッセ等 バッハ/ブランデンブルク協

録音は神業録音技師のクラウス・シュトリューベン氏。
全体を通し音に包みこむような優しさ・安心感があり、温かみのある音がその瞬間瞬間に心地よく響きます。旧東ドイツらしい滋味深さに溢れる演奏です。
手に入れるのが難しい、レアな一枚でもあります。

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エテルナ/EX ボッセ/LGOバッハ管 バッハ/ブランデンブルク協奏曲

ボッセ等ライプチヒ勢による、ライプツィヒの伝統的なブランデンブルク協奏曲の解釈と言えますが、意外にもドイツ的な重厚さはなく軽快で上品、口当たりの良い演奏です。
オススメ!

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DGG/EX+ カラヤン/BPO バッハ/ブランデンブルク協奏曲 第1/2/3番

良い時代のカラヤン/BPOのブランデンブルク協奏曲。
さすがカラヤンと言わざるを得ない完成度で音楽が非常に美しい。
大きな流れをしっかりと掴み取ったうえ、カリスマの元に集まった演奏者の一人ひとりがまた素晴らしい。

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DGG/EX+ カラヤン/BPO バッハ/ブランデンブルク協奏曲 第4/5/6番


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DGG/EX+ バーンスタイン/WPh ハイドン/交響曲 98/88 Oxford/V字

ちょっと疲れたあなたに送りたい、レニーのエナジーに溢れる演奏(ライブ)!

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DGG/EX+ バースタイン/WPh ベートーヴェン/交響曲 第6番 田園


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DGG/EX+ クライバー/SKD ワーグナー/トリスタンとイゾルデ 全曲
クライバー自ら熱望したと言う、SKDとのトリスタンとイゾルデ!
完璧な世界が広がる、究極ともいえる演奏です。


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Vielen Dank! SOLD OUT♪
エテルナ/4LP クルト・トーマス バッハ/クリスマス・オラトリオ
トーマスカントルであったクルト・トーマスによる伝統的演奏。
前の世代より確かに受け継がれた、謹厳にして実直なバッハがここにあります。
50年代の録音とは思えないほどに音質も非常に素晴らしい!

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東独エテルナの名盤~Nr.9 アーベントロート/RSoL ブラームス/交響曲 第4番

【 LP ETERNA 820 006 】
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ブラームス / 交響曲 第4番 op.98

ヘルマン・アーベントロート指揮
ライプツィヒ放送交響楽団

【 東独エテルナ / Mono / 57年 / 初期ラベル/フラット盤 】

エテルナの最初期の006番です。
この盤で初めてエテルナの最初期ジャケットを目にしましたが、中々渋くていい感じのジャケットですね。

私が思いまするに、クラシックやJazzなんかの音楽っていうのは「耳で聞いて脳で理解する」と言うものと言うよりは、「経験するもの」だと思うのですよね。

どのような音の組み合わせが
どのようなタイミングで
どんな美しい音色で飛び出てくるのか

次から次へと新しい音が、自分の想像を超える素晴らしい音色で飛び込んでくるから脳みそが感動してしまう。もうそれはどれだけ人気があるからとか、Voがイケメンだとかそういう些末な話ではなく、素晴らしい物ってのはもう抗うことが出来ずにどうしても感動してしまう。魂が認めてしまうんですよね。
そういうものが真の音楽だと思ってます。

さて当盤は東ドイツの大巨匠、ヘルマン・アーベントロートによる指揮。

まず驚かされるのは非常に鮮明な録音!
録音も50年前半くらいとかだと思うのですが、まぁ不思議と素晴らしい音でなります。
ちゃんとしたモノラルの再生環境もないですが、それで十二分に優しく柔らかな音が次から次へと耳に届きます。

私はこの盤の素晴らしい音楽的経験を通し、一気にアーベントロートの事が好きになり、ブラームスの事が好きになり、ブラ4の事が好きになった。

こういう経験の出来る「音楽」とどれだ出会うことが出来るのか、それがどれだけ人生を豊かにするかにも十二分につながって行きますね。

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東独エテルナの名盤~Nr.8 ズスケ&マズア/LGO ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 op.61

【 LP ETERNA 729215 】
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ベートーヴェン / ヴァイオリン協奏曲 op.61

カール・ズスケ(ヴァイオリン)

クルト・マズア指揮
ライプツィヒゲヴァントハウス管弦楽団

【 東独エテルナ / STEREO DMM / 89年 / オレンジ色ラベル 】

87年、残響音の豊かなライプツィヒ新ゲヴァントハウスにて録音です。

あくまで「音楽」そのものを大切にする、ドイツ的な音楽センスの集大成のように感じられます。
とにかく奏でられる一つ一つの音が美しい。その基本中の基本を最も大切にした、わかる人にはわかる素晴らしい演奏だと思います。

通常の同曲と比べ幾分ゆったりとしたテンポ設定になっていますが、音楽を聴けばこれが見事な一体感で、単純にスピードが遅いのではなくゆったりとした気持ちの大きさなのだと気づかされます。
誰の采配かはわかりませんが、センスが光ります。

東独エテルナが消滅してしまう年の発売で、プレス枚数が少なくいです。
希少なズスケの録音の中でも、特に見つかりにくい一枚です。

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10月15日 クラシックレコード 新規追加分!

10月15日 クラシックレコード 新規追加分!
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エテルナ/EX+ ズスケ&マズア/LGO ベートーヴェン/Vn協奏曲
入手困難のズスケのベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲!
状態も非常に良好です!

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エテルナ/EX ズスケ&オルベルツ ベートーヴェン/Vnソナタ 9/8番
ズスケらしい静かで落ち着いた演奏に、オルベルツの明るいトーンのピアノが調和します。

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エテルナ/EX ゲヴァントハウス四重奏団 ベト/弦楽四重奏曲1/2番
ズスケ、ボッセら参加!
クラウス・シュトリューベン氏による録音も非常に素晴らしい!

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エテルナ/EX+ エルベン四重奏団 ベト/弦楽五重奏/六重奏/フーガ
珍しいエルベン四重奏団の録音。

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エテルナ/EX スークカルテット ベートーヴェン/弦楽五重op.4/104
チェコらしい音で静かに楽しみたい一枚です。

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エテルナ/EX+ ヘルビヒ/SKB メンデルスゾーン/夏の世の夢
伸びやかなヘルビヒの演奏は非常に聞きやすいです。

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エテルナ/EX+ シプリアン・カツァリス/マズアLGO メン/Pn協 1/2
天才とマエストロの共演!
二人とも音に非常にこだわるタイプなのでメンデルスゾーンはぴったりです。

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エテルナ/EX+ ヴァレンティン・ゲオルギュ/ケーゲル メン/Pn協
非常にめずらしい、ルーマニアのヴァレンティン・ゲオルギュとの共演盤!

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Vielen Dank♪ SOLD OUT♪
独TFK カール・エンゲル/L・ハーガー モーツァルト/Pn協 19/8番
気品のあるカール・エンゲルによる演奏です。

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Vielen Dank♪ SOLD OUT♪
独TFK カール・エンゲル/L・ハーガー モーツァルト/Pn協 17/23番

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独コロムビア クレンペラー/The Phil ベートーヴェン/6番 田園

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Vielen Dank! SOLD OUT!
エテルナ/4LP/mono/EX+ コッホ/ベルリン放 ヘンデル/メサイア
オススメ!コッホによる非常に素晴らしい演奏です

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エテルナ名盤~Nr.7 エルフルン・ガブリエル ショパン/ピアノ曲集

東独エテルナ 725 128
_エルフルン・ガブリエルショパン
ショパン / ピアノ曲集

ノクターン op.9-1 / op.62-1
マズルカ op.6-2 / op.50-3
ポロネーゼ op.53
ワルツ op64-1/2 / op.18 / op.42
バラード op.52

エルフルン・ガブリエル(ピアノ)

【 STEREO / デジタル録音 】

さて今回は趣向を変えて、ヨーロッパでは有名でも日本ではあまり有名でない音楽家の中の一人、エルフルン・ガブリエルによるショパン曲集をピックアップしてみます。

1986年ドレスデン・ルカ教会での録音。
エテルナの名技師Horst Kunze氏による録音で、録音場所もいつものルカ教会なのですが、何かがいつもと違う雰囲気です・・・

と言うのも、彼女のピアノの音色は、音の一つ一つがその音の奥に入り込んでいくかのような、音の海の底に沈んでいくような・・・どうにも例えづらいのですが、まるで子供の頃に見た夕日を思い出すかのような。
そのかわいらしい容姿とは結びつきにくいのですが、セピア色をした、どこかほの暗い、非常にユニークな響きを聞かせてくれます。
そしてそれで曲が成立していると思わせるからまた面白いものです。
なかなか癖になりそうなピアニストです。

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