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よもやまレコード

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アンプ買いました。

みなさまこんにちは。

細々とやっておりますベルリンのクラシックレコード専門店(ほぼエテルナ専門です)よもやまレコードの店主でございます。
いかがお過ごしでしょうか。

唐突ですが、アンプを新しくしました。
先日、日本でも発売されて話題になっている「FiiO K5 Pro」というヘッドフォンアンプです。
ずーっとLepaiの例のデジタルアンプ(LP-2020A+)を使っていて、うーん、中古の古いアンプでも買うかなぁと思案しておったのですが、大きいのはどうも都合が悪い。比べて「FiiO K5 Pro」は値段も非常にお手頃でハイファイ、評論家の評価も「素晴らしい」。贔屓にしてくださっているお客様に尋ねてみても、スペック的には太鼓判。見た目も気に入った。
こりゃあ買うしかないということで注文してから3週間、待ちに待ってようやく手に入れました。

正直いうと、ここまで音が良くなると思っておりませんでした。
「100倍」くらい解像度が上がって、音楽が鮮明、新鮮。楽しい、楽しい。
レコード盤ってこんなに、これほどまでに情報量あったんだ!という感じ。
スピーカーはTELEFUNKENの「RS5」という木製の古い小さいスピーカーを使用していますが、これもいままでは「まぁまぁOKかな」と思っていたのですが、新しいアンプを通すと良い!柔らかくて暖かくて自然で良い。ジャズやクラシックの生楽器系の音が特に良い!デジタル音楽は完全に苦手ですが!
毎日音楽聴くのが楽しいです。

もちろんもっともっとすごい機械もたくさんありますが、今の所とても満足しています。
みなさまもどうぞたくさん楽しんでくださいね。ではでは

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コロナ時代を生きる:ベルリンより徒然と雑感

どうも皆さまこんにちは。
ベルリン、よもやまレコード店主です。
久しぶりに時間が作れたので、徒然を書き連ねようと思います。

 2019年末から実家へ帰省後、2020年もやるぞ!と気合を入れて日本からベルリンに戻りましたらばこの騒動。いやはや全く、生きていると色々なことが起こりますが、よもやこのような事態になるとは誰もが予測がつかなかったことでしょう。

 ベルリンはそもそも波際対策まで時間的余裕があった点、政府のはっきりとした倫理的に正しいと思われる対応が功を奏し、感染者もそれほど増えず、死者の数も多くはなく、現時点で収束したと言っても過言ではない状態になっております。(少なくとも第一波は、ですが。)街は概ね秩序立っており、特別大きな混乱はないように感じます。

 が、やはり経済的な損失は大きく、休業中の補償があるとは言え、以前と比べて実収入に繋がりにくい社会になっているのは事実でしょう。スーパーやドラッグストアは大きなカゴを持つのが必須(ソーシャルディスタンスを保つため)だったり、小さな商店は3人までに入場を制限をするなど、密にならない工夫をしてなんとかオープンしていますが、スーパーと人気店以外は以前と比べると客足は乏しいですね。人々は自宅待機で我慢していたので何かにお金を使いたい欲求があるのですが、同時に節約感覚も芽生えているので、行きたい店にだけ行くようになったように感じます。商売人は生き残りが厳しくなったように思います。

 先日共同経営させてもらっているコレクター・ヨアヒム氏に取り分の分配に行ったときに聞いた話。「4月の時点で、知り合いのレコード屋が入場制限かけて一時再オープンしたんだけど、長蛇の列が出来ちゃって。いつもの3倍くらいの量が売れたらしい。」とのこと。
 コロナ禍でこの話を聞いて私が思ったのは、「人間いつ死ぬかわからないから、やりたいことやっておいた方がいいよ」と言う義父の言葉。彼は苦労人なのですが、かつて妻と私の初めての旅行の為にお金をポンと出してくれました。旅行にいって欲しかったんですね。レコードも欲しいなら買ったらいいですね。お金はかかりますが、お金はまたなんとか稼げるし、札束に針落としてもいい音は鳴らないですからね。でも、レコードを買っていい音で聞けば心が豊かになって、思い出になりますからね。
 決して、だからうちでレコードを買ってくださいね、って言ってるわけではないんですけど、実際にその後も私は妻と色々なところに旅行に行っておりまして、2019年の夏にはちょっと無理してシチリア島に行きまして、そこがとても良くって、ベルリンにいても暑い日なんかには思い出すんですね。借りたアパートの近所が良かったとか、やっぱりレモンが違うねとか、スーパーで売ってたカジキマグロが美味しかったねとか、暖かい思い出を作ることこそ人生かな、と思うのです。
 レコードも売り始めてから数えると5年くらいになります。最初はほとんど何もわかりませんでしたが、様々な方とお知り合いになって色々と教えていただいたり、レアなレコードとも出会えったり、人とは違うけど面白い人生じゃないかと思います。
 きっと皆さんも、いつか人生の静かな時に、出会ったレコードや音響装置のことを思い出すのではないでしょうか。私もきっと「フランツ・コンヴィチュニーのベートーヴェンをエテルナ盤で聞くことも出来たし、いい人生だったな」と思うと思います。

 ・・さて、長くなりましたが読んで下さいましてありがとうございます。
最後に、ただいま次の商品リストを作成中でございます。フルトヴェングラー、MONO盤、マーラーなど?以前のように商品リストに一言コメント復活させましたので、読んでいただけると嬉しいです。4月、5月のリストでお買い上げいただきました皆さまは誠にありがとうございました。おかげさまでまた続けれられます。新しいものは6月半ばくらいに出せればと思いますので、よろしくお願いいたします。

 では、色々と大変なことが続きますが、少しでも心安らぐ時間を提供できれば幸いです。2020 6月4日 よもやまレコード店主より

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ベルリンに戻りました

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!
2019年も益々精進してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

さて、年末年始は日本に帰省しておりました。
久しぶりの冬の北海道、厳しい顔もありましたが、雪景色も、青い空も美しく心洗われ、また成長した友人たちとの再会も非常に実りあるものでした。

数日前にベルリンに戻り心機一転、また改めて頑張って行きますのでよろしくお願いいたします。

皆様の2019年が良い年になりますことをお祈りしております。

よもやまレコード店主より

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ご無沙汰しております。

ご無沙汰しております。
ベルリンよりレコード発掘・流通しております、よもやまレコード店主です。

新規の出品準備中!と言ったきり消息を絶っておりました。
環境が変わったり、また元に戻ったり、新しいことに挑戦したりと忙しくしておりまして、なかなかこちらに戻ってこれませんでした。

まだまだ落ち着いたわけではないのですが、週に一日くらいは時間が取れそうなので、ひとまず、うちに置いてある在庫で良いものから出品させていただいております。
ご覧いただければ幸いです。

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ベルリンに帰ってまいりました

暫くお休みをいただいて日本へ帰っておりました。

ベルリンに来て3年ぶり、初の一時帰国でした。
日本では多くの方にエールをいただくことが出来、とても実りのある来日となりました。

日本で撒いてきたチラシを見て当店ブログを訪ねていただいている皆さま、どうもありがとうございます。 いつも来ていただいている皆さまもいつもありがとうございます。
これからどうぞよろしくお願い致します。

さてレコードの方ですが、6月中旬ころをめどに100枚程の新規出品を準備中です。
またここで告知いたしますので、その際はよろしくお願い致します。

では、皆様の夏が音楽と共に良い物になりますことを!

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春、はじまる!

本日はとっても天気が良いベルリン。
最近小春日和が続いていたけれど、ついに「春!」と胸を張って言える感じのお日和。

さて、そんな日に聞いているのは、こちら。

Suitner_SKD_Pariser/Prager

オトマール・スイトナー指揮 / シュターツカペレ・ドレスデン
モーツァルト 交響曲 第31番 「パリ」 / 交響曲 第38番 「プラハ」

その音の完成度の高さに酔いしれる!
言わずと知れたスイトナーの好演ですね。

クラウス・シュトリューベン氏の録音盤で音質も非常に良好です。

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バッハとアムゼル

本日はバッハの誕生日!
と独グラモフォンのツイッターに流れていたのを朝みつけ、ならばとかけているのはこちら。
Bach_Birthday

東独Eterna
ヘルムート・コッホ / ベルリン室内管弦楽団
バッハ / 管弦楽組曲(BWV1066-1069)

ヘルムート・コッホのバッハは、まるで辞典を聞いているかのような、学識の高い知的な演奏。

バッハという人物は、手放しにすごい。
バッハの数ある才能の中で一番私を驚かせるのは、音楽的な「捻り」とその多彩さ。
一辺倒にならない各部位の展開の捻り、そしてその鮮やかさ、そしてそのバリエーションにいつも驚かされる。

ヨーロッパでよく見かける代表的な鳥に「クロウタドリ」(ドイツ語だとアムゼル)と言うのがいる。スズメ科の大きめの小型の、少しふっくらとしたフォルムの愛らしい鳥で、全身真っ黒でくちばしは濃い黄色。
この「クロウタドリ」、その名の通り、非常に素晴らしい「歌」を聞かせてくれる鳥と言うことで非常に愛されている。



こちらの動画にとてもよく録れてるが、その歌声の組み合わせは驚くほどに多彩。
春になってくると明け方と夕暮れに、この美しい歌を空一杯に響かせ、ヨーロッパ人を和ませています。
きっとバッハもこの美しい歌声を聴きいたと思うと、思いが馳せます。

と、本日はバッハの曲の展開の多彩さと、クロウタドリの鳴き方の多彩さと言う共通点のお話し。

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若杉弘のワーグナー序曲/前奏曲

本日もベルリンは薄曇り(薄晴?)、まぁでも春の空気が冷たくも気持ち良い。

本日聞いているのはこちら。
_Wakasugi_WagnerOverturenundVorspiele

若杉 弘 / シュターツカペレドレスデン
ワーグナー 序曲と前奏曲集

さまよえるオランダ人序曲
タンホイザー序曲
リエンツィ序曲
ローエングリン第1幕と第3幕の前奏曲

が収められています。

針を落とせばすぐに見事な演奏だとわかります。

その場その場に集中するだけではなく、曲全体を大きな流れとして捉えるのがうまく、且つ要所をしっかりと抑えているが華美にはなりすぎていない。
陶酔させるような場面を丁寧に、うまく置いてくる。

若杉さんは本当に、音楽が好きで、好きで、賢くて、努力を惜しまなかったのだろうと推測いたします。あと、優しい。その優しさは雄大な森のような、清流の流れのような、そういう美しいやさしさですね。

SKDの音も、往年のSKDの音とはまた少し違うのですが、十二分に引き出しているように感じられます。リエンツィなんかでは音の一つ一つが生き生きとして跳ねまわるようで、生命に溢れる喜びを感じます。

84年、CBS/SONY TOKYOとの共同制作版とのことですが、技師はエテルナが誇るクラウス・シュトリューベン氏。名作の聖地ルカ教会での録音ですが、70年代のルカ/シュトリューベン録音とはちょっとだけ音の雰囲気が違う感じはします。(CBSの機材だったりするのでしょうか?あ、DMMだからかな)
とはいえ悪い方向に違うわけではないのでご安心。奥行き感があり、音も非常に鮮明で迫力あり。
演奏、録音ともに非常に素晴らしいタイミングで行われた稀代の傑作と言えます。

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リヒテルのラフマニノフ「音の絵」

_DSC0768
本日聞いているのはこちら。

エテルナ DMM
リヒテル / ラフマニノフ の 絵画的練習曲「音の絵」(仏: Études-tableaux)

A面はチャイコフスキーの四季ですが、1曲目が5月だったので裏面の「音の絵 op.39」をプレイ。
ラフマニノフなんて聞くのはほとんど初めてだけど、現代音楽にも通じる様々な新しい技巧的試みが面白い。難しい曲なので色々解釈もあるだろうし、これはこうですね、なんて簡単には言葉では評価ができないが、この曲達を「作品」と呼ぶのにはいささかの躊躇いもない。
やはり特に2曲目の「海とかもめ」が一聴してぐっとくるものがあった。
自分にはいままでわかりやすい曲を好むところがあったが、最近はアンニュイで詩的な物語も面白いと感じてきているのだな。
リヒテルの一番わかりやすい魅力はその素晴らしい力強さだと思うけど、他の人が弾いたらどうなるのかも聞いてみたいと思った。レーゼルもラフマニノフをやっていたと思うので、探してみようっと。

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ケンペと爽やかな風の愉快ないたずら

みなさまこんにちは。

本日のベルリンはまずまずの天気です。
_DSC0783
薄い雲がかかって見上げると空は白いのですが、うっすらと晴れ間も覗いております。
空気は冷たいながらも爽やかなので、セーター1枚とサンダルで近所を歩きましたが、少し出在るくにはそれで十分でした。

さて、そんなお昼に聞いているのはこちら。

"_Kenpe_Till

ルドルフ・ケンペ指揮 / シュターツカペレ・ドレスデンの
”ティル・オイレンシュピーゲル”。

ケンペの指揮は、精巧なワイヤーフレームで出来た爽やかな映像のようで、キリッとして透明感があり、聞いていてとても気持ちが良い。
些細なところもおろそかにしない感があるが、wikiを読んでみると「”たとえ相手が女王陛下でもタクシードライバーでも同じ”と評される程、物腰柔らかい紳士的な人柄」とあるので、きっとやっぱり優しくて丁寧な人柄だったんだ。
SKDの柔らかな音は透明感を増して、さらに美しく聞こえる。

晩年、亡くなる6年前の70年の録音で 、名技師クラウス・シュトリューベン氏による。
録音クオリティはシュトリューベン氏の録音の中でもかなり良いレベルかと思います。

きっと皆さまご存知の名盤とは思いますが、いいですね、私も好きになりました。
オススメです。
因みにタイトルにはそんなに意味はないです。
語呂だけです。

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うつらふ季節

みなさまこんにちは。
いかがお過ごしでしょうか。 よもやまレコード店主です。
またしばらくご無沙汰しておりましたが、店主は無事です。

ベルリンはようやく春を迎えようとしています。
長かった!
ようやく暖かい日差しが差し込むようになり、気持ちも改まります。

レコードの出品の方も準備が整い次第始めたいと思っております。
出品までにはもう少々と言ったところです。
楽しみにしていただいている方も多いと思いますが、もう少々忘れずにお待ちいただければと思います。

さて、そんなこんな小春日和に聞いているのはこちら。
Mendelssohn_Oktet_op.20
Eterna 725130 DMM
85年録音の「メンデルスゾーンの弦楽八重奏曲 作品20番」

始めて聞く曲でしたが、長い冬が終わり、暖かな春を迎える頃に聞くのにぴったりの曲。
柔らかでいて暖かく、ふくよかさを感じさせる。
第4楽章はまさにうつろう季節への期待と焦りを表現しているかのようでとても面白く、一気に全部聞きたくなる曲でした。

ズスケが率いるゲヴァントハウス四重奏とベルリン弦楽四重奏団。東ドイツを代表する二つの室内楽団の共演ですので、メンデルスゾーンも納得でしょう。
こういう曲を簡単に納得させるのはすごいですね。
演奏も録音も非常に素晴らしい一枚です。

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平素より

平素よりご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
ベルリンよもやまレコード店主です。

都合により年明けの1月か出品を取り下げさせていただいております。

VISA更新時期・確定申告時期につき庶務多忙な点、また更新に際し、今後の展開について考えるところがありまして一時的に休止させていただいております。
滞りなく滞在許可の更新が完了いたしましたら、皆さまにもっと楽しんでいただける形で素敵なドイツの音楽盤のご紹介ができればと考えております。

それでは、どうぞこれからもご愛顧・応援・ご指導・ご鞭撻いただければと思います。
皆さまの音楽人生がますます輝かしい物になりますよう、遠い地ベルリンから願い申し上げます。

2017年2月  よもやまレコード 店主より

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ドイツのパン Nr.3 "HackerのMischbrot"

みなさま年末はいかがお過ごしでしょうか。
よもやまレコード店主です。
熱いうちに出しておかないねと言うことで、立て続けにパンネタ。

日曜日の蚤の市が有名なマウアーパーク(ベルリンの壁公園)や多くのカフェがある「プレンツラウアーベルク地区」に、Stargater通りと言う道がある。教会から始まるその道には特に多くのカフェや美味しい飲食店が集まっているのだが、その通りの奥に”Hacker”という名のDDR(旧東ドイツ)パン屋がある。
知る人は知っている名店らしく、さほど広くもない店内で並んで待っている間にも、立て続けにお客さんが入ってはパンを片手に去っていく。

普通のパン屋はだいたい工場で製造された冷凍パンを焼くのだが、Hackerにはベルリンでは珍しく店内にちゃんとした製パン所があり、昔ながらの製法・焼き方でパンが焼かれていて、どのパンも他では食べられないほど美味しい。
店内はそれなりに狭いし、節電意識の高いドイツの老舗らしく室内もとても暗く、そのうえ肝っ玉の据わったDDRの2人のおねいさまが店番をしており、これまたドイツらしく必要以上のサービスをしない方針なうえに、早いので、さすがにベルリンでの生活に慣れた私も、ここでは買うだけで精一杯。

MischbrotHacker1
”Mischbrot (=Mix bread)"
ライ麦と小麦のMIX。配合具合により
Weizenbrot / Weizenmischbrot / Roggenmischbrot / Roggenbrotと呼び方が変わる。
(Weizenは小麦、Roggenはライ麦の事)
この見事な焼き上がり、耳にもこだわりを持つ皆さまなら見て感じとっていただけると思う。
結論から言うと、これほどレベルの高いパンは生涯食べたことがないと感じる程のパンだった。
同じものを何十年も作り続けたからこそできる職人技の味わいは、まるでコンヴィチュニーとLGOのようではないだろうか。

MischbrotHacker2
裏はけっこう炭化していて、使い込まれたかまどを感じる。
サワー種から作られたパンがコゲ、皮はけっこう香りが強い。

MischbrotHacker3
いつもの「チーズ&ハム」コンビで何度か食べてみたのだが、悪くはないが、どうしても皮の香りが強くパンが勝ってしまう。
「チーズ&生ハム」にすると、全体がぐん、と持ち上がる感じで相性が良かった。
さらに相性が良かったのは写真の「クアルク、アヴォカド&サーモンフレーク」だ。
皮の香りも爽やかにまとまって非常に美味しかった。
ご自身で作られる場合は、仕上げの白ゴマとオリーブオイルを忘れずにかけていただきたい。
黒コショウと、お好みで塩を振って召し上がってください。
クアルクと言うのはドイツで良く食べられる水切りヨーグルト。
クリームチーズよりもヨーグルト寄りだが、まあ、似たようなモノです。

次はRoggenbrotに挑戦してみたいところだけど、まだ売ってるのを見たことがない気がする。

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ドイツのパン Nr.2 "Dinkel Brot"

近所のマルクト(市場)で購入した、"Dinkel Brot(ディンケルブロート)"
Dinkelとはスペルト小麦の事で、普通の小麦の原種らしく、ヨーロッパでは幅広く食べられている。日本では全く知られていないのか、wikipediaもなかった。
品種改良がほとんどされていないためアレルギーも起こりにくいらしい。


見事な焼き上がり。膨らみ方がスゴイ。
近所のマルクトのDDR(旧東ドイツ)系の移動パン屋さんで購入。
そこで売っている"Vollkornbrot"(フォルコーンブロート=全粒粉パン)は私をドイツパン道に目覚めさせてくれたパンで、今の所一番好みだ。
最近は色々試してみている段階で、Dinkelbrotも良く見かけるタイプのパンなので興味があった。
ビールなどにあるDunkel(=Dark)と字面が似ているが、特に関係はないと思われる。


中身も細かく目がきっちり詰まっているのがドイツのパンの特徴的な部分。
ドイツのパンの多くはサワー種という珍しい酵母を使用しているので、パンは少し酸味を帯びている。(それがまたハムやチーズと合うわけなのです)


左が私のエメンタール&サラミで、右が嫁の昨日の昼のオムライスの残りのチキンライスをホワイトソースと絡めて作ったドリアの残りを乗せた物。

こうしてまた今日もパンを食べられるありがたさ。
皆さま、メリークリスマス!

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ドイツのパン Nr.1

みなさんこんにちは。
よもやまレコード店主です。
ベルリンに住みついてもうすぐ3年目。
3年も経つと、自分でも予想していなかった変化が起こるもの。

お酒もほとんどやらず、大の米食いだった私。

ベルリンに来た当初は、やはり米!

「つやつやで柔らかい真っ白な米」を
「肉と野菜を醤油っぽい味付けで炒めたもの」で腹いっぱい食べたい!

と、ミルヒライス(お米粥)用のお米を炊いてはたらふく食べておりましたが、最近はもうそこまでは思わなくなりました。

最近の流行りは「パン」。



わお、シンプル。

パンはどこでも買えますが、やはりマルクト(市場)に出ているパン屋さんか、老舗のパン屋さんがが美味しい!(写真はスーパーのです・・・)

ドイツの全粒粉の固いパン(VollkornbrötまたはMischebröt(=Mix bread))にチーズ(エメンタールか若いゴーダが好い)とハム(これはお好みでなんでも)があればもう最高の食事です。
ほんとうに、味のバランスが最高で、毎朝起きるのが楽しみなほど。
2枚目はクリームチーズとハチミツ(←これもそのうち語りますが、ドイツのハチミツはものすごく美味しい)なんかで行きたいところです。
日本に帰国する際には老舗の店のドイツパンを2、3抱えて持って帰り、皆に食べさせようと考えるほどハマっております。

シンプルなもののクオリティを追及すれど、派手には転ばないところはドイツの音楽と同じかなと、ドイツの固くて美味しいパンを食べながら思った。

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忙し~

いつもお世話になっております!

ベルリンのクラシック専門レコード屋「よもやまレコード」店主です!
ベルリンは昨日までの日差しの強さはどこへやら!
冷たい北風が窓からスーっと入り込めば、「う~!さぶっ!」と思わず声をあげてしまう程冷え込んでまいりました。

さてさて、しかし、なんでこんなに忙しいのでしょう。
毎日毎日小さなケアするべきことが山のようにあって、一日中働いたと思ったらまた明日は朝から忙しく、もう全然レコードの事に手がつけられておりません。。
とは言え、ちょこちょこ移動や予定の隙間を見て、買い付けだけはしておりましたのでご安心ください!

ジャーン!
年末の買い付け分少し披露
まだ検盤はおろか、ジャケットも拭いてもおりませんが・・・!

スイトナーのモーツァルトやグリーグ、ザンデルリンクのショスタコーヴィチ、ズスケカルテットも2~3枚みつけましたよ!左下に胸元がチラ見えしているのはカラヤンのトスカ(エテルナ盤)!美品です!相変わらずエテルナ中心に多数買い付けしております。やっぱり買い付けは楽しいですね♪

近日中に新規出品いたしますので、どうぞお楽しみに!

それとは別に、今までの出品分、まだまだセール中です☆
とってもお安くなっておりますので、どうぞこの機会をお見逃しなく!

=お買い求めの方はこちら ↓レコード猫の画像をクリック♪=
YOmoyamaFACE
ヤフオク販売サイトへ移動します♬

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