忍者ブログ

よもやまレコード

リヒテルのラフマニノフ「音の絵」

_DSC0768
本日聞いているのはこちら。

エテルナ DMM
リヒテル / ラフマニノフ の 絵画的練習曲「音の絵」(仏: Études-tableaux)

A面はチャイコフスキーの四季ですが、1曲目が5月だったので裏面の「音の絵 op.39」をプレイ。
ラフマニノフなんて聞くのはほとんど初めてだけど、現代音楽にも通じる様々な新しい技巧的試みが面白い。難しい曲なので色々解釈もあるだろうし、これはこうですね、なんて簡単には言葉では評価ができないが、この曲達を「作品」と呼ぶのにはいささかの躊躇いもない。
やはり特に2曲目の「海とかもめ」が一聴してぐっとくるものがあった。
自分にはいままでわかりやすい曲を好むところがあったが、最近はアンニュイで詩的な物語も面白いと感じてきているのだな。
リヒテルの一番わかりやすい魅力はその素晴らしい力強さだと思うけど、他の人が弾いたらどうなるのかも聞いてみたいと思った。レーゼルもラフマニノフをやっていたと思うので、探してみようっと。

拍手[0回]

PR