忍者ブログ

よもやまレコード

ケンペと爽やかな風の愉快ないたずら

みなさまこんにちは。

本日のベルリンはまずまずの天気です。
_DSC0783
薄い雲がかかって見上げると空は白いのですが、うっすらと晴れ間も覗いております。
空気は冷たいながらも爽やかなので、セーター1枚とサンダルで近所を歩きましたが、少し出在るくにはそれで十分でした。

さて、そんなお昼に聞いているのはこちら。

"_Kenpe_Till

ルドルフ・ケンペ指揮 / シュターツカペレ・ドレスデンの
”ティル・オイレンシュピーゲル”。

ケンペの指揮は、精巧なワイヤーフレームで出来た爽やかな映像のようで、キリッとして透明感があり、聞いていてとても気持ちが良い。
些細なところもおろそかにしない感があるが、wikiを読んでみると「”たとえ相手が女王陛下でもタクシードライバーでも同じ”と評される程、物腰柔らかい紳士的な人柄」とあるので、きっとやっぱり優しくて丁寧な人柄だったんだ。
SKDの柔らかな音は透明感を増して、さらに美しく聞こえる。

晩年、亡くなる6年前の70年の録音で 、名技師クラウス・シュトリューベン氏による。
録音クオリティはシュトリューベン氏の録音の中でもかなり良いレベルかと思います。

きっと皆さまご存知の名盤とは思いますが、いいですね、私も好きになりました。
オススメです。
因みにタイトルにはそんなに意味はないです。
語呂だけです。

拍手[2回]

PR