近所のマルクト(市場)で購入した、"Dinkel Brot(ディンケルブロート)"
Dinkelとはスペルト小麦の事で、普通の小麦の原種らしく、ヨーロッパでは幅広く食べられている。日本では全く知られていないのか、wikipediaもなかった。
品種改良がほとんどされていないためアレルギーも起こりにくいらしい。

見事な焼き上がり。膨らみ方がスゴイ。
近所のマルクトのDDR(旧東ドイツ)系の移動パン屋さんで購入。
そこで売っている"Vollkornbrot"(フォルコーンブロート=全粒粉パン)は私をドイツパン道に目覚めさせてくれたパンで、今の所一番好みだ。
最近は色々試してみている段階で、Dinkelbrotも良く見かけるタイプのパンなので興味があった。
ビールなどにあるDunkel(=Dark)と字面が似ているが、特に関係はないと思われる。

中身も細かく目がきっちり詰まっているのがドイツのパンの特徴的な部分。
ドイツのパンの多くはサワー種という珍しい酵母を使用しているので、パンは少し酸味を帯びている。(それがまたハムやチーズと合うわけなのです)

左が私のエメンタール&サラミで、右が嫁の昨日の昼のオムライスの残りのチキンライスをホワイトソースと絡めて作ったドリアの残りを乗せた物。
こうしてまた今日もパンを食べられるありがたさ。
皆さま、メリークリスマス!