東独エテルナ 7 29 171-172
” ブルックナー / 交響曲 第8番 ”

オトマール・スウィトナー指揮
シュターツカペレ・ベルリン
86年、ベルリン・キリスト教会にて録音
【 ETERNA 7 29 171-172 / STEREO DMM / 見開き2枚組 / 89年 / DMMオレンジ色レベル 】
内に秘めたる膨大なるエネルギーを、手兵であるシュターツカペレ・ベルリンを介して解き放つ。
そんなイメージを持たせるスイトナーのブルックナー”8番”。
普段は大きく感情的にならないスイトナーだが、ここでは大胆に自分の持ち味を解き放っているように感じる。まさしく堂々としており、憂いから解放され、複雑な音楽的な人間の表現を見事に描き切っている快作。
非常に素晴らしい演奏であると同時に、非常にレアな一枚。
国内では徳間からCDは出たがLPでの発売はなかった。