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よもやまレコード

東独エテルナの名盤~Nr.20 ボッセのブランデンブルク協奏曲

東独エテルナ/ボッセ/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス・バッハ管弦楽団/バッハ/ブランデンブルク協奏曲
バッハ / ブランデンブルク協奏曲


ライプツィヒ・ゲヴァントハウス・バッハ管弦楽団
ヘルベルト・ボッセ指揮

【 東独ETERNA 827 846-847 / STEREO / 見開き二枚組 】

1981年10月19-22日、1983年5月10-13日ライプツィヒ、パウル・ゲルハルト教会にて録音。

正統ドイツ勢によるブランデンブルク協奏曲であり、この曲を語る上で外すことのできない演奏であるのは疑いがないでしょう。

ボッセを始めとする「音職人」達の下、音は丁寧に一つ一つ紡がれていて、その一つ一つの音の完成度が凄まじい。純ドイツのメンバーによるが重厚ではなく、本当に軽快で心が踊る様。

権威的な演奏を意図しない、むしろ「誇り高き市民達の音楽」を示しているのではないかと思わせる素晴らしい演奏。録音もとても良い時代のもので、それぞれの音が素晴らしく、音自体のの美しさがシンプルに感動を呼び起こす傑作だと思います。


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