LP ETERNA 8 26 566-567 / STEREO バッハ / ブランデンブルク協奏曲 第1~6番 ヘルムート・コッホ/ベルリン室内管弦楽団 エテルナのレコード 2015年08月26日 LP ETERNA 8 26 566-567バッハ / ブランデンブルク協奏曲 第1~6番ベルリン室内管弦楽団ヘルムート・コッホ(指揮)東独エテルナ 826566-826-567 / STEREO / 黒銀ラベル録音:1970年6月 旧ドイツ・シャルプラッテンが誇る名演との誉れ高い、コッホのブランデンブルク協奏曲。ヘルムート・コッホが日本ではあまり知られていないと思うのですが、ドイツ(旧東ドイツ)では非常に名の知れたヘンデルやバッハの大家で、非常に研究熱心な人だったそうです。 曲に対しては明晰な頭脳で優れた解釈を示し、媚びず、派手には走らずに中庸を行き、丁寧に紡ぎだされる音には、温かみがこめられている気がします。カラヤンの示したブランデンブルク協奏曲とは真逆の、素朴で飾らない、プロテスタントの本質「質素倹約」を体現したかのような、曲想の本質を行く演奏だと思います。 コッホはエテルナにそれなりの数の録音を残しましたが、そのどれもが優れたものとなっています。70年代のエテルナはだいたいそうですが、アナログ全盛期の録音で音もとても良いです。 [0回]PR