東独エテルナ 826 032
”ベートーヴェン / 序曲集 ”エグモント序曲 op.84
アテネの廃墟序曲 op.113
「命名祝日」op. 115
劇音楽「シュテファン王」 Op. 117
献堂式序曲 op.124
ヴァーツラフ・ノイマン指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団68年録音
【 東独エテルナ / STEREO / 70年 / 黒銀ラベル 】
チェコが誇る大指揮者・ノイマンによるベートーヴェン序曲集。
Side1の1曲目、エグモント序曲の冒頭でいきなり感じさせられる、LGOの弦楽の音色の美しさ。古き良きLGOの鈍色の気配を含んだ音ではあるのだが、ノイマンが紡ぎだすとまるで音は光りを放ちながら進んで行くようです。
いつも通り非常に冷静で丁寧、そして優しい指揮で、安心して心を任せられます。
68年の録音で、良い録音、良いプレスで音質は良好です。
ノイマンの中では比較的見つけるのが難しい一枚でもあります。
ノイマン=LGOの最期の年の録音になります。